ADSLって、なんなの?

ADSLの正式な名称は「Asynmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線」といいます。とても長くてややこしい名前ですね。

なぜ非対称というのかというと、ADSLでは上りと下りの速度が違うからです。

上りと下りというのは何かというと、インターネットを利用する際に音楽や動画をダウンロードするときの通信の向きを「下り」といい、自分でメールを送信したりHPを作るときにデータをアップロードしたりするときの通信の向きを「上り」といいます。

ちょうどNTT局が川の上流にあり、データを船でやりとりしているようなイメージを持つと簡単かもしれません。

一般的に上りと下りでは下りのほうが利用頻度もデータ容量も高いといわれています。下りにはブラウジングなどのインターネットを閲覧するときも含まれるためです。

皆さんの中にもご自身でデータを発信される方も多いでしょうが、大きな規模で考えるとどう考えても下りのほうが利用量が大きくなるのはわかると思います。

ADSLでは電話で使わない帯域を利用したサービスですので限りがあります。

その限りある資源を有効活用しようとしたときに、上りの速度を落とすことにより、下りの速度を上げることができました。その速度は下りは1.5~約50Mbps、上りは0.5~12Mbpsとなっています。

昔は電話で利用していた電話回線を利用したADSLというサービスが主流でした。

もともとある電話線を利用したサービスでしたので、光回線に比べて工事は簡単な物でしたし、料金も安く済みました。

工事期間も申し込んで1~2週間程度で開通してしまいますので、思い立ったらすぐにADSLに乗り換えることができました。

しかしそんなお手軽なADSLですが、やはり光に比べればノイズによるデータ損失が大きいものでした。

動画や音楽などインターネットがさまざまな用途に使われだした結果、ADSLでは満足なサービスが受けられないと判断した人たちが、代替ツールとして光を使った通信に近年はシフトしていく傾向にあります。

光ファイバーはADSLに比べて大がかりな工事が必要なサービスですが、その見返りは十分にあるサービスで、私たちの身の回りの家電製品やPCなどの利用状況の変化に十分対応できるものとなっています。

ADSLでは享受することのできなかったサービスを、フレッツ光に変えただけで受けられるようになるのです。ライフスタイルが一変すること間違いなしですね。